安曇野東部 千鹿頭山(657.1m) 2011年11月19日

所要時間 11:50 参道入口−−11:56 千鹿頭山−−12:01 参道入口

概要
 東側の神社参道入口から登る。三角点よりやや南東側が最高点。樹林に囲まれて展望悪い

 次は千鹿頭山(ちかとうやま)。地図を見ると松本市街南部の尾根末端の小さなこぶで、見落としそうな小さなピークである。これだけ里に近くて低い山だし、破線が描かれているので確実に道があるだろう。一番標高差が少ない東側から登ることにした。

参道入口駐車場 参道入口(大嵩崎参道)
 解説板

 大正山から向かうと浅間温泉街を突っ切る形になるが、道が複雑であり方向だけ定めて右へ左へと進路を変えながら南西に進んでいく。GPSの残距離が大いに役立つ。やがて尾根末端のピークが見えてくると残距離が数100mまで接近、鳥居がある参道入口で100mを切った。この上に神社があり、その名は「千鹿頭神社」。山の名前の起源だろう。参道入口には駐車場があり、そこに車を置いて傘をさして歩きだした。もう完全に本降りだ。

千鹿頭神社。かなり立派 神社奥に展望台があるらしい
千鹿頭山方向 千鹿頭山方向の案内は「先の宮」

 参道はコンクリート舗装の立派な道で、神社まで続いていた。神社は大きな建物で、前方には木の高い柱が2本立っていた。これが御柱らしい。神社の裏に続く尾根を登るともっと高い場所に続くが、千鹿頭山は逆方向の尾根末端であり、ここで反対側の北に向かう。ちなみに今登ってきた参道は「大嵩崎参道」と呼ぶらしい。

山頂ピーク 先の宮のお社
山頂最北端の東屋 三角点

 小鞍部で左に林道が分岐、千鹿頭池あたりから登ってくる道だろうか。稜線は松が並んだ防火帯のような広い道が伸び、進行方向は「先の宮」と表記されていた。僅かに登ると平坦なピーク部に到着、小さなお社が立っておりこれが先の宮なのだろう。その左手(西側)が最高点だが山頂標識は無かった。北に進むと僅かに下った場所に東屋があり、その近くに三角点があった。周囲は赤松林で展望はあまり良くない。雨が降りしきったままで写真撮影してすぐ下山開始。

直接参道入口に下る遊歩道に入る 道は良好
一直線ではなくジグザグ 駐車場

 復路は東屋から直接参道入口に下る遊歩道を辿る。こちらもよく整備され、長靴でなくても問題なく歩ける程度だった。

 

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